開発秘話
「果実酢」開発秘話
「ヤマカ醤油株式会社」の社名の如く、1872年(明治5年)より醤油専業メーカーでスタートした会社ですが、1989年(平成元年)からは果実酢を製造開始しております。
3代目社長の時でした。(現社長のお父様)
「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど健康に良いとされる柿、古くは山口県北中部にあった旭村(あさひそん);(現在は市町村合併で萩市の一部)では各家庭で鋳物の壺に柿を入れ自然発酵での酢をつくっていました。
同じ山口県の農業協同組合婦人部より地元の柿を利用した柿酢を販売したいので農協醤油を製造していた弊社に依頼がありました。醤油と酢、同じ酵母の力での醸造発酵と言っても全くの別物です。自然発酵ではお酢になるまでに約1か月かかりますし、途中でカビの発生での失敗も考えられます。
迷った末、山口県産業技術センターに相談したところ開発協力の快諾を頂き、速醸方式の県内では唯一のバイオリアクター導入に至りました。
その後、「林檎酢」「梨酢」「ブルベリー酢」「みかん酢」と県産原料と使った果実酢にバリエーション化しております。
(ヤマカの果実酢たち)
自然のおいしさを詰め込んだ ” 飲む美容酢 ”
[美味探求]でたどり着いた一つ、それが[お酢]でした。
醸造屋がホンキで作ったオシャレで体にやさしい[お酢]をあなたに体感していただきたい
- 2021.01.18
- 16:31
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